COVID-19感染者数上位10ヶ国の推移

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第一次世界大戦さなかの1918年3月4日の月曜日、アメリカ合衆国カンザス州ファンストン基地の病院に発熱・頭痛を訴える兵隊が押し寄せたのが、記録されているインフルエンザ症状を持った最初の患者の出現である。交戦中の国々が感染症の蔓延を隠したのに対し、中立国のスペインは公表したため、この名で呼ばれるようになってしまった。世界で第一次世界大戦の四倍（4000万人）、国内では内地に限っても関東大震災の五倍近く（45万人）の命を奪った。本書は日本におけるスペイン・インフルエンザに関する唯一とも言える書籍である。

日本を襲ったスペイン・インフルエンザ―人類とウイルスの第一次世界戦争

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